2020北近畿合同巡検 1日目 天橋立・伊根・城崎温泉に行く

旅行関係
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行くことになった経緯については、同行者のブログをご覧いただきたい。

はじめに

加悦SL広場、20年3月閉園検討 貴重な鉄道車両27両展示「引き取り手探したい」

天橋立周辺には今まで2度行っていた。行ったことは無かったが加悦SL広場の存在も知ってはいた。しかし、そのSL広場が閉まるかもしれないという情報が入ってきたのである。

行きたいなと思っていた矢先、Twitterで若さ氏が1月の三連休で行きたいということを言っていた。自分もいつか行こうとは思っていた。行くのは今しかなかった。しかし加悦には鉄道は通っていない。バスの本数も少ない。そこで私は若さ氏に私がレンタカー借りて、一緒に行かない?と提案した。お互いの意見が一致した。こうして私と若さ氏は1月の三連休に加悦に行くことになった。

普段単独行動ばかりするオタクが2人で行動するということは、1人NGな宿にも泊まれるということだ。さらに現地でレンタカーを使うということは人数が多いほどコストを削れる。そこで私は市川氏に若さ氏と一緒に加悦に行かないかと提案した。偶然にも同じ三連休に市川氏も加悦に行くことを計画していた。こうして若さ氏と市川氏と私の3人で1月の三連休で加悦に行くことにした。

加悦は京都府北部の街だ。平成の大合併により今は与謝野町になっている。京都市街地からは2時間ほどかかる。当然関東から京都までも時間もお金もかかる。

そこで私は、元々1月19日に開催されるこみトレに一般参加する予定だった変更可能な航空券を変更し、1月11日の羽田→伊丹、1月13日の伊丹→羽田に変更した。

1.  東京->福知山

1月11日早朝。私は市川氏のところに前泊していた。2人同時に出発する。早朝5時過ぎの品川駅で「じゃ、次6時間後に福知山で会おう」と言って別れる。私は全日空NH 985便、市川氏はひかり493号で行くのだ。

東京から福知山までは600km。その間を私は羽田から伊丹経由で福知山線で、市川氏は東海道新幹線と山陰本線で行く。この距離を一瞬で移動できる現代の輸送力の進歩に感謝するしかない。

神奈川県内から出発する若さ氏が、Twitterに浮上していないので、「もしかして若さ氏は若さ(*1)をしたか?」とネタにしていた。

*1 2014年のとあるオフ会前日、休日自衛隊氏が「若さ、かぁ……。」というツイートを残して寝落ちして翌日寝坊した事件。それ以降、休日自衛隊氏は若さと呼ばれるようになった。

羽田空港に到着し、ラウンジでコーラとおつまみを乞食して機内へ。1時間のフライトだ。朝早かったので爆睡した。きれいな着陸だったようで、ベルト着用サインが消えて周りが立ち上がる音で目が覚めた。私はあわてて降りた。機内に折りたたみ傘を忘れたことに気づいたのは空港を離れ、蛍池から阪急に乗り、宝塚駅に着いてからだった。

Twitterを確認すると、若さ氏は若さをしていなかったようだ。市川氏はなぜか京都で東本願寺に行っていた。

宝塚から特急こうのとり75号で福知山に向かう。臨時列車だからか車内は空いていた。1時間半ほどで福知山に着いた。

2. 福知山->城崎温泉

福知山に着いて最初にやったことは、福知山からの切符を確保することだった。

福知山の京都丹後鉄道の窓口で、「海の京都 天橋立・伊根フリーパス」を購入した。丹鉄全線乗り放題と、天橋立周辺の乗り物が自由に乗れる。買うしかなかった。

オタク2名が特急はしだて1号でやってきた。合流した。

天橋立に到着した。遊覧船に乗った。観光客が与えるかっぱえびせん目当てでやってくるトンビを撮りまくった。

天橋立駅から対岸の元伊勢籠神社のバス停に着いた。時刻表を見た。

11:16 12:09 13:16

あれ?現在時刻は12:15分。どうやら自分は天橋立遊覧船に乗った時間を11時と勘違いしていて、11:16のバスに乗ろうとしていた。しかし実際には乗ったのは12時の船。対岸まで約15分。バスは行った後だった。

市川氏がキレた。当たり前だ。氏はどうしても買いたい伊根の酒があるらしい。

再びバスの時間を調べたところ、13:16のバスで13:45に伊根に到着し、14:30のバスで伊根を出発し、天橋立駅までバスに乗ると間に合わないが、岩滝口駅でバスを降りると豊岡行きのバスに間に合うことが分かった。

ケーブルカーで山上に登り、傘松公園から天橋立を見た。そして13:16のバスで伊根に向かった。

伊根でレンタサイクルを借りる。あまり時間がない。とにかく伊根郵便局の方向へ走る。郵便局を過ぎ集落の端まで自転車を走らせる。

トンビに襲われている伊根湾巡り観光船
ポストがある場所ならどこでも郵便屋は来る

写真を撮ってすぐ折り返す。あと5分。自転車を返す。酒屋で市川氏が伊根満開という日本酒を買う。すぐにバスが来る。完璧な動きだった。

そういえば、飯を食ってない。

そんなことに気づいたのはバスに乗ってからだ。岩滝口駅でのバスから列車への乗り換え時間も6分。無人駅で周囲にコンビニもない。昼飯抜きが確定した。

ここからは京都丹後鉄道宮豊線を普通列車でひたすら移動する。雨が降り見事な虹が出ていた。

豊岡では少しだけ時間があった。市川氏と若さ氏は売店でちくわを買って食っていた。自分は30分後には宿に着いているのだからと思い何も買わなかった。

豊岡からキハ47に2駅揺られ、城崎温泉駅に着く。向かいのホームには特急はまかぜを待つ多くの人がいた。

3. 城の崎にて

温泉宿の夜は早い。

一般的な温泉宿では18時から夕食が始まる。ここも例外ではなかった。

肉の向こうに彼女らしき姿が映っていれば銀山温泉構文になるのだが、残念ながら存在はしなかった。


城崎温泉と言えば、志賀直哉だったり兵庫県議のカラ出張など想像するものが数多くあるかもしれない。そうでなくても有名な温泉地である。

寒いから行かないと主張する市川氏を、城崎に来たのに外湯めぐりをしないなんてありえないという主張で押し返す。若さ氏も同調する。市川氏が折れたので3人で外に出た。

オタクはすぐ主張を変える。

次回温泉街を描くときは参考にしよう。取材のために200回くらい来よう。そう心に誓うのであった。

2020北近畿合同巡検 その2( http://ithikawa.hatenablog.com/entry/2020/01/19/234131 ) より

200回行くとまで言っている。やはり無理にでも連れ出して正解だった。

温泉宿の夜は早い。(2回目)

自宅ならパソコンで何かしらを見ていれば24時になるのだが、当然そんなものは持ってきていない。

そこで、任天堂スイッチと、スイッチドックを持ってきて、おそらく置いてあるであろうテレビに繋ぎ、スマブラ対戦で遊ぼうと計画していたのだ。

そのはずだった。

オタクはすぐ物を忘れる。

スイッチドックと、Proコントローラーだけ持ってきて、任天堂スイッチ本体を自宅に忘れてきた。スイッチドックのHDMIケーブルは市川氏に奪われ、恋する小惑星上映会と、ゆるキャン△上映会に使われた。

今朝は4時起きと非常に早かったため、電気をつけ、ゆるキャン△を流しながら爆睡した。

#2020北近畿合同巡検 玄武洞・加悦に行くに続く…

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