2018/10/24 追記
GPD Win2が節電&性能アップできるかもしれない方法について記事書きました。
IndiegogoでGPD Win2に投資し、6月21日届いた。初期出荷版ではないはず。
届いたGPD Win2は1709 Fall Creators Updateだったため、1803 April 2018 Updateにするためクリーンインストールすることに。
(初代GPD Winは所持していたが現在は売却済み)
基本スペック
- CPU : Intel Core m3-7Y30 最大ターボ2.6GHz 2コア/4スレッド
- RAM : LPDDR3-1866 8GB デュアルチャンネル
- GPU : Intel HD Graphics 615
- SSD : 128GB M.2 2242規格
- Battery : 9800mAh
CINEBENCH R15とCPU-Z 1.85.0 x64で、CPUの性能調査
- GPD Win2 (Intel Core m3-7Y30 MaxTurbo:2.6GHz TDP:4.5W)
- CINEBENCH R15
- CPU (マルチコア) 246 cb
- CPU (シングルコア) 108 cb
- CPUCPU-Z 1.85.0 x64
- CPU (マルチコア) 699.7
- CPU (シングルコア) 252.4
- Let’s note CF-S10 (Intel Core i5 2540M MaxTurbo:3.3GHz TDP:35W)
- CINEBENCH R15
- CPU (マルチコア) 241 cb
- CPU (シングルコア) 109 cb
- CPU-Z 1.85.0 x64
- CPU (マルチコア) 748.2
- CPU (シングルコア) 282.0
性能では7年ほど前の通常電圧版Core i5とほぼ同等。ワットパフォーマンスで考えると圧勝。
最新ドライバ入手先(現在)
- GPD社公式ドライバ掲示ページ
GPD WIN 2 Firmware & Driver & BIOS - GPD WIN 2 Firmware of Windows OS
8100Y版 https://drive.google.com/open?id=1CthBfd4Gu2xmf3Gt34_65y3h_Doi4m6X
7Y30版 https://mega.nz/#F!174HHQzJ!lAiBB4XWvG_MUPghm5uKhQ - GPD WIN2 Windows10 Drivers (ドライバセット)
- GPD WIN 2_Touch Panel_Driver_4.4.2.4923 (タッチパネルドライバ)
- GPD WIN 2 Built-in Full-featured keyboard firmware (キーボードドライバ)
- GPD WIN 2 Built-in gamepad firmware (ゲームパッドドライバ Ver1.19)
以下IntelやMS公式のツールやドライバ
- Intel HD Graphics 615 (30.0.100.9955) DCH Driver
- Intel Dual Band Wireless-AC 7265 Wi-Fi (22.80.1)
- Intel Dual Band Wireless-AC 7265 Bluetooth (22.80.1)
- Intel Rapid Storage Technology (17.9.1.1009)
- Windows Defender Antivirus for Windows 10 and Windows 8.1 (64-bit)
- Windows 10 Media Creation tool (下にあるツールを今すぐダウンロードの方)
クリーンインストール順
- GPD WIN 2 Firmware of Windows OS (English 20180530).part1~3.rarを展開する。
- 16GB以上のUSBメモリをWINPEという名前を付けてNTFSでフォーマットし、先ほど展開したフォルダの中にあるWINPEフォルダの中身を全部コピーする。
- BIOS(UEFI)をF7(Fn+F2)キーなどを押して起動し、WINPEが入ったUSBメモリを起動デバイスに指定する。
- 15分ほど経つと再起動し、出てきたSystem Preparation Toolというウインドウを閉じてから、デスクトップにあるCleanup Test Toolを実行
- 自動的に電源が切れるので電源を入れなおすと、Windowsのセットアップ画面が出る
という手順。20180530版のイメージでインストールが完了したら、Double Driverというツールで念のためドライバをバックアップする。
その後、Windows 10セットアップツール(Windows 10 Media Creation tool)を起動し、「このPCを今すぐアップグレードする」→「引き継ぐものを変更」で設定も個人用ファイルも引き継がない設定にしてWindows 10 Fall Creators Update(1709)からWindows 10 April 2018 Update(1803)にアップデート。
アップデート後、GPD Win2ドライバセットのInstall.cmdを実行(Powershell等から実行して進捗が見えるようにすると面白い)し、タッチパネルドライバ(4.4.2.4923)を手動で当て、グラフィックドライバ、Wi-Fi、BT、IRSTを最新に更新したらWindows 10 1803環境が完成。
GPD Win2注意点
一部で言われている通り、GPD Win2が十分に充電されているにもかかわらず起動できなくなる現象がある。
自分の環境では ELECOM MPA-ACCFS103WFとAUKEY PA-T15いう充電器に繋げたままシャットダウンしたところ発生。
復旧方法は『GPD Win2の電源が突然入らなくなる問題 – 鴨屋』に書いてあることと同じく、GPD Win2を分解して電源コネクタを外してしばらく放置という解決法。初代GPD Winはこの充電器でも問題なく動作していましたが、GPD Win2は規格不適合な充電器などの怪しい充電器を避け、付属の充電器を使った方がいいのかもしれない。GPD Win2に限らずUSB Type-Cの規格不適合品を使わないのが一番なのだが。
とりあえず、ELECOMのMPA-ACCFS103WFという充電器をGPD Win2に使ってはダメです。死にます。分解することになります。
再発防止策としてこのページの一番上の画像のようにテプラの代わりにセロテープにマジック書きで書くことに。クソダサテプラ風デザインは積極的に真似していこうな!!!
充電器について参考ページ
- GPD Win2で使える充電器 – 鴨屋
- GPD Win2の電源が突然入らなくなる問題 – 鴨屋
- GPD WIN 2の充電について少し調べた – よくわかってないBlog その2
- GPD WIN2初期型の充電環境 – 技術屋の戯れ事
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